カズシ様からの投稿

3月24日「山研」こと「山本チヌ研究会」のイベントで、三重県南伊勢町中津浜「黒ちゃん渡船」に釣行してきました。
この日は各地から参加した19名が、吹き付ける風(たまに雨)のなか、湾内各所の筏とカセでチャレンジしました。
抽選によりポイントは、7つのカセ・筏の中でも1番浅い「かなぶんのカセ」(水深約12m)とに決定。パートナーは釣友でASRA使いの桑山くん。

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午前中は広くポイントを丹念に探っていきますが、残念ながら魚の活性は全く無しのさみしい状況。
おまけに早朝の静けさから一転して、天気予報どおり海面を爆風が吹き付けてきます。
地形からか風が左右から巻き込むため、一日中カセは前後に6mほど動きっぱなしで攻めるポイントも定まらず、カセの揺れも相まって集中すればするほど疲れる釣りとなりました。
朝から広く探ってましたが、集中力も途切れたので昼食は一度陸に上がって待合室でとることに。
そこで食事しながら作戦会議を行い、最近の情報からチヌが出るのは沖の潮が入り込む15時頃からのラストの16時までが勝負と意見が一致。気合を入れ直して再度雨混じりの強風が吹き荒れる海へ出ました。

この日のダンゴはC☆MAXでは定番のヌカ・砂・細引きサナギの自家製。それにアミエビを適度に混ぜながら使っていきます。
二人で乗っているので、ダンゴはごく少量を使用。常に海底で濁りが収まってからが勝負と超スローペースで進めます。薄く少ないダンゴ量でも十分勝負できることはクラブ内の沢山の釣果情報で実証されているし、逆にダンゴの打ち過ぎやアンコの入れ過ぎが逆効果にならないように気を使うよう、自分釣りの意識も変わりました。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」に注意ってことですね。

さて、状況が変わったのはやはり潮変わりの午後1時過ぎ。
ダンゴを打つとたまに「コン!」とラインに魚の反応が見られるようになりました。依然サシエは全く取られませんが、二人のヤル気だけは急上昇です。
間も無く揺れのピッチから穂先が残ったところで今日初めてアワセを入れロッドが曲がりますが、これは海底のゴミ掃除。重くモクモクと煙幕をたてながら上ってきたのは帽子。TKを想像した二人は大爆笑!

ところがそれから間も無く、その煙幕が利いたのか残ったオキアミにアジが掛かりだし、しかもフワフワとした薄いダンゴアタリまでも穂先に現れるようになり、ドキドキタイムに突入です。

オキアミを3匹掛けにして小さめのダンゴで投入。ラインが潮馴染みしてダンゴが割れたであろうタイミングから、風でブレるのを嫌ってテンションを抜き過ぎないようにライン出して反応を見ていきます。
しばらくすると、モゾモゾという明らかに風や波の影響では出ない変化が、サングラス越しにシャイニングイエローの穂先に浮かび上がります。

すると、ギュン!でも無くズボー!でも無い、物凄く控えめな「針くわえてます」的な穂先の動きに、すかさずアワセが入ります。
再びNSRが綺麗な弧を描きますが、今度は良型のチヌを確信させる力強いパワーと抵抗をロッドに感じます。
5号フックに2.5号ラインの万全の体制なのでNSRの曲がりを堪能しながらのやり取りを楽しんでいると、弾力に負けて水面にギラリと姿を見せたのは、お腹にノッコミ中と書いてある(書いてないですヨ)ポッチャリ系の銀ピカチヌ。

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体高のある綺麗な魚体となかなかのイカツイ顔した実寸51センチ。
左内側にがっちりとフッキングしていましたよ。

この後も雰囲気はあるものの、イベントにつき4時にてタイムアップとなりました。

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オープン前から関わってきた思い入れのある渡船屋さんだけに、この季節にこの場所で50UPを出せたことはサイズ以上に価値のある、自分にとって嬉しい1尾となりました。五ヶ所湾は天候の安定と水温の上昇とともに、これからさらに釣果が期待できると思います。
この日は悪天候で全体的には釣果には恵まれませんでしたが、沢山の釣り仲間と交流を深められ、とても楽しい釣行となりました。


 

釣行データ

お名前 カズシ様
釣行日 2012/03/24
釣り場 三重県南伊勢町中津浜黒ちゃん渡船
釣果 51センチ1尾
ロッド NSR40G155KSP
リール SEIHAKOU改
ライン LINE SYSTEM マークⅠ 2.5号
シンカー B
フック ウルトラ競技5号