小椋様からの投稿

2011年大晦日 釣友の杉本氏と正真正銘の納竿釣行の場所として選んだのは、紀伊長島の石倉渡船でした。

今回の目標は年無し一本。それも54cmを1mmでも上回るサイズ。

DSC_0327.JPG今年の2月にかかり釣りクラブC☆MAXに入会してから多くの企画に参加してきた。その中で一番の人気を誇るのがクラブの創立以来毎年続いているいくつかのWEB大会企画。

そのWEB大会企画の中で最も熱くなれるのが、9月1日から大晦日までの数釣り期間で一尾長寸を競う企画。レースは元旦から始まっているがラスト4ヶ月でのデカバン勝負がオモシロイ。数釣りの美味しい期間に数釣りを捨てるか、数釣りの中でもデカバンを獲れるテクニックを磨くかと悩ましくも魅力的な企画である。このWEB大会のチャンピオンがその年のクラブMVPと言っても過言ではない。

この日の名倉湾は快晴で絶好の釣り日和。しかし、海の中は刺し餌が朝から無傷で帰ってくる空しい時間が続いていた。回収した刺し餌を触ってみると冷たいのと温かいのと団子を投入する毎に変っていく。

DSC_0330.JPG昼過ぎに年越しソバで舌鼓を打ち、気合いを入れ直して団子を打ち返すもエサ取りすら居ない状況に少々焦りを感じ始めた午後3時半頃。クラブの先輩からの電話に思わず泣き事を言うと、広角と団子のペース配分の秘策を教えてくれた。

納竿まで1時間を切った頃、ノーシンカーでボケを落とし込んでいき着底後ラインをたるませていると、コツンとこの日初めての生体反応。息を呑んで穂先を見つめていると次のコツンで思わず立ち上がっての大アワセ。がっちりフッキングした感触が右腕に伝わると、相手は凄まじい勢いで左の真下にあるロープに突進していく。その動きについて行かずに少し高い位置でロッドをキープしていると、綺麗な弧を描いた40Gが戻る反動で相手がこちらに顔を向けたのを確信した。ここからポンピングの開始。水深約12mなので中層で再度の抵抗を見せたが一度もラインを出すことなくネットイン。

チャンピオンには僅か5mm届かなかったが、今年の最後を飾るに相応しい一枚と出会えた全てのことに感謝した。

 

釣行データ

お名前 小椋貴夫 様
釣り場 三重県 紀伊長島
ロッド NSR 40G 155
リール 黒鯛工房 リミテッドV競技 60SR
ライン ラインシステム筏カセ・プレミアムマーク1 2号
シンカー 無し
フック ヤイバX 閃刀チヌ・ヘビー 4号